はじめに
概要
作品名 | Fresnel Shader |
制作期間 | 2023.10.02 (1日) |
制作形式 | 受注制作 |
受注金額 | 0円 |
勤務先の会社での受託のVtuber事業の際に制作した為、個人的な受注金額は0円
フレネル反射とは、元々は物理学の用語で、光を透過する物質の表面に生じる反射のことを指します。
Blenderシェーダーノード辞典/フレネル(Fresnel)
窓ガラスに景色が映り込んだり、海やプールの水面で太陽がきらめいたりするのがフレネル反射です。
機能
プロパティ名 | 機能 |
BaseColor | ベースとなる色(通称「Albedo」)の設定 |
BaseTexture | ベースとなるテクスチャの設定 |
NormalMap | ノーマルマップ(法線マップ)の設定 |
Tiling | 「BaseTexture」のタイリング値の設定 |
Offset | 「BaseTexture」のオフセット値の設定 |
Tiling_Normal | 「NormalMap」のタイリング値の設定 |
Offset_Normal | 「NormalMap」のオフセット値の設定 |
IsFresnelActive | フレネルの有効化・無効化の設定 |
UseFresnelForNormalMap | ノーマルマップ(法線マップ)へのフレネルの適用の設定 |
DoNotReceiveShadows | 他のメッシュの影の描画設定(URP用) |
NormalStrength | ノーマルマップ(法線マップ)の影響力の設定 |
Smoothness | 滑らかさの設定 |
Metallic | 金属性の設定 |
EmissionStrength | 発光の強さの設定 |
FresnelStrength | フレネルの強さの設定 |

外部リンク
「zip」ファイルを解凍すると、中に「unitypackage」ファイルが入っています
内容
出来るようになった事
- 「Tiling And Offset」を使用した、タイリング値とオフセット値のUVへの変換
- 「Sample Texture 2D」を使用した、テクスチャのRGBAへの変換
- 「Normal Strength」を使用した、ノーマルマップ(法線マップ)の強さの設定
- 「Subtract」を使用した、値の減算
- 「Fresnel Effect」を使用した、フレネル効果の取得
- 「Branch」を使用した、分岐処理
- 「Multiply」を使用した、値の乗算
- 「Add」を使用した、値の加算
- 「Vector 3」を使用した、3つの値を持つ要素の作成
工夫した点
- タイリング値とオフセット値を「BaseTexture」用と「NormalMap」用で2つずつ用意した事で、「BaseTexture」と「NormalMap」で別々の描画設定を出来る様にした
- 「フレネルを有効化するかどうか(IsFresnelActive)」や「フレネルをノーマルマップ(法線マップ)に適用するかどうか(UseFresnelForNormalMap)」等のフレネルに関する様々なプロパティを用意する事で、フレネルの表現を最大限に発揮できる様にした
- ノード間の距離を一定にしたり、全てのワイヤー(リンク)を平行にしたり、ワイヤー(リンク)の交わりを極力減らしたりする事で、グラフの視認性を上げた

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