橋本翼(ツバサムス)

メタバースプログラマー。
UnityとUnreal Engineを専門的に扱う。
メタバース系スタートアップ企業に所属。

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【UE5】UEエディター上でブループリント内の変数の値を編集する方法(Unityで言うSerializeField)

Unreal Engine

UEエディター上でBPの変数を編集する方法

やり方

  1. ブループリント内で宣言した変数を選択する
  2. 詳細Details)」から「インスタンス編集可能Instance Editable)」にチェックを入れる

「インスタンス編集可能(Instance Editable)」とは

出来る事

ブループリント内で宣言した変数を、レベル上に配置したブループリントの「詳細Details)>デフォルトDefault)」から編集できる。

編集できるのは値型の変数だけではなく、参照型の変数もである。

「GetAllActorsOfClass」ノード等からブループリントを取得後、条件分岐文で振るいにかけるといった重い処理を書く必要が無くなる。

メリット・デメリット

メリット

  • レベル上に同じブループリントを複製して何個か置いた際、ブループリント内部が同じ処理であっても、個々の変数に異なる値を設定する事が出来る
  • ゲームデザイナーやレベルデザイナー等のプログラマー以外の人でも、コードを変更する事無く、簡単にブループリントの変数の値を変更する事が出来る
  • 「変数の値の変更→テストプレイ→修正」というデバッグ作業の効率を上げる事が出来る

デメリット

  • 同じブループリントでもインスタンス毎に異なる変数の値を持つ事になる為、プロジェクトの複雑性が向上してしまう
  • 容量の大きいファイルをアサインするとレベルをロードするだけで処理が重くなってしまう可能性がある

その他

参考記事

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