【Unity基礎講座④】配列の使用/メソッド

Unity

配列の使用/メソッド

配列の使用

コード

int[] array = new int[5]

array[0] = 2;
array[1] = 10;
array[2] = 5;
array[3] = 15;
array[4] = 3;

for(int i = 0; i < 5; i++)
{
  Debug.Log(array[i]);
}

出力結果

2
10
5
15
3

ポイント

配列と繰り返し文は相性が良いため、常にセットで考えられるようにしておくと良い。

配列の簡易記法

コード

int[] points = {83,99,52,93,15};

for(int i = 0; i < points.Length; i++)
{
  if(points[i] >= 90)
  {
    Debug.Log(points[i]);
  }
}

出力結果

99
93

説明

1行目のような記述方法でも配列の宣言/作成が出来る。

また、「配列型の変数名.Length」で配列の要素数を取得できる。

配列の応用(平均値の計算)

コード

int[] points = {83,99,52,93,15};

int sum = 0;

for(int i = 0; i < points.Length; i++)
{
  sum += points[i];
}

int average = sum / points.Length;

Debug.Log(average);

出力結果

68

メソッド

概要

必要な処理を思い付くままに書いていくと、スクリプトがだらだらと長くなってしまう事が良くある。

スクリプトの行数が増えると、どこに何を書いたかを忘れる事も多くなる。

そこで、長くなった処理を意味のある処理ブロックごとに分解して名前を付ける仕組みがあり、この分解したそれぞれの処理の事をメソッドと呼ぶ。

メソッドには処理を機能単位でまとめる役割の他にも、メソッドに値を渡して計算して貰ったり、計算結果を返して貰ったりも出来る。

メソッドに渡す値」の事を引数(ひきすう)、「メソッドから返してもらう値」の事を返り値戻り値と呼ぶ。

注意

引数は複数個渡せるが、返り値・戻り値は1つだけと決まっている。

メソッドの作り方

Unityの教科書

メソッドの書き方は左側の緑色のブロックの通りで、返り値・戻り値の型には呼び出し元のメソッドに渡す値の型名を指定する。

値を返さないメソッドの場合は「void」を指定する。

void」とは「返り値・戻り値なし」の意味である。

引数メソッドの呼び出し元から受け取る値であり、メソッドは引数の値を使って処理を実行する。

また、引数を持たないメソッドも存在し、その場合はメソッドの後ろの「()」は空白になる。

作ったメソッドの呼び出し方は右側のオレンジブロックの通りで、呼び出すメソッドの名前に続けて「()」の中にはメソッドに渡す引数を記述する。

複数の引数がある場合は「,」で区切って記述する。

引数も返り値・戻り値もないメソッド

コード

void SayHello()
{
  Debug.Log("Hello");
}

SayHello();

出力結果

Hello

その他

参考書籍


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