変数のスコープ・for文・配列
変数のスコープ
コード
int x = 1;
if(x == 1);
{
int y = 2;
Debug.Log(x);
Debug.Log(y);
}
Debug.Log(y);
出力結果
エラー
注意
C#には「変数は宣言した行を含む{}内でしか使うことができない」という決まりがあり、
これを「変数のスコープ」という。
そのため、上記の場合では「y変数」は3~7行目の{}内でしか使うことができない。
for文
概要
for文とは「繰り返す回数を指定すれば自動的に処理を繰り返す文」である。
記述方法は以下の通り。
for(繰り返し回数) { 処理 }
しかし、繰り返し回数は「for(50)」のように単純に記述することはできず、
下記のように記述する。
for(変数初期化; ループ条件式; 変数の更新) { 処理 }
コード
for(int i = 0; i < 5; i++)
{
Debug.Log(i);
}
出力結果
0 1 2 3 4
注意
- if文の時と同様、()の後ろには「;(セミコロン)」を付けるな
- 今回の場合、出力結果は「1」からではなくて「0」からスタート
for文の応用(偶然のみの表示)
コード
for(int i = 0; i < 10 ; i += 2)
{
Debug,Log(i);
}
出力結果
0 2 4 6 8
for文の応用(カウントダウン)
コード
for(int i = 3; i >= 0; i--)
{
Debug.Log(i);
}
出力結果
3 2 1 0
for文の応用(合計値の計算)
コード
int sum = 0;
for(int i = 1; i <= 10; i++)
{
sum += i;
}
Debug,Log(sum);
出結果
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配列
概要
配列とは、変数の箱を横一列にくっつけた、1つの細長い箱のことで、
下記のように「型名[] 配列名;」という記述で宣言できる。
int[] points;
また、配列の箱を要素といい、
要素の総数を要素数という。
配列の宣言後に、下記の記述を追記するか、
points = new int[5];
下記のように記述すると、
int[] points = new int[5];
配列に箱を作ることができる。
説明
「new」とは英語で「新しい」という意味だが
C#では「作る」に近い意味合いになる。
上記の配列の宣言と作成では、
「int型」の箱を5つ作って、それを「points」と名付けたことになる。
配列の値の利用
説明
「先頭から3つ目の箱」から値を取り出したいときは、
points[2]
と記述する。
配列は0番から数える決まりであるため、
3つ目の箱は「0,1,2」という感じで、
番号で言うと「2」になる。
その他
参考書籍
リンク
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