【VRChat】VRChat 開発における重要用語集

その他

重要用語集

VRChat SDK

VRChat SDK」とは VRChat のサーバーに接続するためのソフトウェアで、VRChat のオリジナルワールドオリジナルアバターを作成する事が出来る。

VRChat 公式サイトの「Download」からダウンロードする事が出来、ファイル形式は「.unitypackage」である。

また、オリジナルワールドを作成する際は「SDK3 – Worlds」を、オリジナルアバターを作成する際は「SDK3 – Avatars」を使用する。

「VRChat SDK2」と「VRChat SDK3」

VRChat SDK には「VRChat SDK2」と「VRChat SDK3」があり、アニメーションのシステムが大きく異なる。

また、「VRChat SDK2」は設定し易いが、「VRChat SDK3」に比べると出来る事は少ない

要するに「VRChat SDK3」は「VRChat SDK2」の上位互換のような物である。

Avatars 3.0

VRChat 2020.3.2 から追加されたアバターに関する大規模なアップデートの事で、従来のアバターシステムと比べて自由度が高いのが特徴である。(詳細

Udon

Udon」とは、VRChat の開発チームによって開発されたプログラミング言語で、「Udon Node Graph」と呼ばれるビジュアルプログラミング(VPL)を介して、安全かつ高パフォーマンスで使い易いように設計されている。

一言で言うと「VRChat 開発に使用するプログラミング言語」である。

また、「Udon Node Graph」は Unreal Engineブループリントや、

【UE4】ブループリント入門【第1回】

Unity の「Unity Visual Scripting」のような言語だが、

UnityのVisual Scriptingの使い方

UdonSharp」という C# でそのまま Udon のプログラミングができる便利なアセットもあるため、「ノードではなく、コードで書きたい」という方は「UdonSharp」を利用する事を推奨する。

UdonSharp」はこちらからダウンロードできる。

VPLとはビジュアルプログラミングの略で、アイコンやボタン、記号などのグラフィカルな部品をコーディングの形で使用する言語の一種である。このプログラミング言語では、コンピュータが生成するコーディングの概念を視覚的に説明する事ができます。このタイプのプログラミング言語は、技術者ではないユーザーが、ほとんどの初心者が理解できる方法で図表や処理を説明するのに役立ちます。また、ビジュアルプログラミング言語は、ユーザーがドラッグ&ドロップのインターフェースを使用するだけで、ローコードプラットフォーム上で最も効率的に動作します。

ビジュアルプログラミングとは何か、その仕組みは?

VRChat Creator Companion(VCC)

VRChat Creator Companion(VCC)」とは VRChatアバターワールドを製作する際に欠かせない Unity を適切なバージョンやツールで行えるようにサポートするアプリの事である。

具体的には

  • 現在の VRChat の指定バージョンの Unity と最新の UnityHub自動取得
  • アバターやワールドの指定に応じたプロジェクトの自動作成
  • それらへの適切なバージョンの VRChat SDKUdonSharp導入

等を行ってくれる。

また、「VRChat Creator Companion(VCC)」には「VRChat Package Manager(VPM)」と呼ばれる VRChat SDK の配布やバージョン管理を行うツールが入っている。

VRChat の公式は「2022年内は VRChat SDK を『.unitypackage』と『VRChat Package Manager(VPM)』を通じて配布するが、2023年からは新機能に集中するため、『VRChat Package Manager(VPM)』を通じてのみ配布する」と発表しているため、2023年内には「VRChat Package Manager(VPM)」の導入が必須となるが、現状、ネット上には「VRChat Creator Companion(VCC)」より「VRChat SDK2」や「VRChat SDK3」の情報の方が多いため、後者を利用する方が良いかもしれない。

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参考記事

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