基本文法
モジュール(ライブラリ)の定義
コード
src/ch5/keisan.py
#計算に関する関数を定義したモジュール(ライブラリ)
def tasu(a, b):
return a + b
def kakeru(a, b):
return a * b
src/ch5/keisan-test.py
#モジュール(ライブラリ)の利用を宣言
import keisan
#モジュール(ライブラリ)内の関数(メソッド)を使う
print(keisan.tasu(3, 5))
print(keisan.kakeru(2, 3))
出力結果
8
6
説明
Python には、関数をさらに大きなまとまりごとにファイルで分けるモジュール(ライブラリ)の機能が備わっており、1つのモジュール(ライブラリ)は1つのプログラムファイルである。
別ファイルから、そのファイルのモジュール(ライブラリ)を利用する時は「keisan-test.py」の1行目のように「import keisan」と記述する必要があり、その記述をした後に、「keisan-test.py」の4~5行目のように「keisan.xxx()」という記述をする必要がある。
複数のモジュール(ライブラリ)の利用の宣言
コード
import random,datetime, math
説明
「import xxx, xxx, …」とカンマで区切って記述する事で一度に複数のモジュール(ライブラリ)の利用を宣言する事が出来る。
モジュール(ライブラリ)への別名の命名
コード
>>>import random as r
>>>r.randint(1, 6)
5
>>>r.randint(1, 6)
2
>>>r.randint(1, 6)
4
説明
1行目のように「import モジュール名 as 別名」と記述する事でモジュール(ライブラリ)に別名を付ける事が出来る。
モジュール内の関数のモジュール名なしでの使用
コード
from keisan import tasu
print(tasu(3, 5))
出力結果
8
説明
1行目のように「from モジュール名 import 関数名」と記述すると、2行目のように別のモジュールの関数を、モジュール名の指定なしに使う事が出来る。
その他
参考書籍
リンク